岡本の脱出ゲームはゲームにもならない
風流だ
風流って意味はわからないけど風流って言葉が写真と合うのかな。
言葉の雰囲気で伝わる、はず。
日本語って難しいからね。
現地はこちら
世田谷区岡本は駅からはやや距離があるかもしれない。でも、この地域は低層マンションで好き。
静嘉堂文庫は二子玉川の中ではレアスポットかも。二子玉川で癒されたい人は行けばいいと思う。
本チャンはこちら
私はあの風流の中に入ったことがない。
そして、本日はあの風流は関係がないのだ。
これだ。
この園路は
途中で外に
出られません
玉川公園管理事務所
途中で外に出られないんだな。
やってやんよ。
外に出られそうな場所を探す
挑戦的な看板はいかにもRPGっぽい。
注意書きの下が破けているのは置いておいて、なんか挑戦的な看板だった。
よしわかった。
対抗心が燃えてきたぞ。
もしも、出られそうな場所があればそこから脱出する。リアルな脱出ゲームだ。
私はリアル脱出ゲームを知らない。
脱出する
ここは湿原だ。
生い茂った草の根に潜んでいるやつがいる。小さい頃から殺人のための訓練を受けていて、歩く時には足音が出ないのだ。脱出するポイントはなさそうだな。
ちなみに小さい頃から云々の件は見過ごしてほしいと思う。アレはゾルディック家の三男の話だ。
しかし、小道は雰囲気が良い。
枯れ葉を端に除かして道を作る。これぞ風流だ。
使い方は合っているかわからないが風流って言葉を使ってもサラリと読み流してくれるだろう。これは風流なのだ。
すぐに脱出という目的を忘れてしまう。それはこの風流な小道に酔っているからだ。日差しも気持ちが良い。
しかし、私は脱出する場所を探すのだ。
脱出口あり、それも無限に
むっちゃ出られる。
歩いて1分も経っていないよ。
なぜ、あんな看板を立てているのだ。園路ってこれは園路ではないのか。どういうことなんだ。
ほらほら、少し頑張れば出られそうだよ。
たしかに柵とロープをしているから越境は怒られるけど、出られそうだよ。
ここなんてヒョイと、跨げるよ。
ここも、
ここは難しい。
これは無理。脱出したら怪我する。
これはいける。
跨ぐだけで余裕。
これもいける。
勝ちゲームだ。
なんだ、
外に出られるじゃないか。
あんな風に書いて大袈裟じゃないか。
不安を煽られてしまったよ。
出られるよ。
うんうん。
ほらほら、
出口。
これは
出口なのか。