台風後のロールケーキから水害の怖さを知ろう
ロールケーキはクリームをスポンジ生地で巻いたものをロールケーキという。
メリットとすれば、
- スポンジ生地のふわふわした食感を味わえること
- TPOもあるだろうけど、手で摘んで食べやすい
デメリットは、いまのところ思い浮かばないから最強のスイーツなのかな、と極端な想像をした。デメリットが無いって凄くないか?本日はロールケーキの話。
現地はここらはらへんです
先日の先端の記事の近く。
台風の後遺症は残っている
10月下旬の台風は記憶に新しい人が多いと思う。
兵庫島公園は台風になるとテレビレポーターが集まって、凄まじい増水の様子を中継する。正直、そこまでやる必要があるのかどうか思うけど、ニーズがあるから体張っているんだろうなー、と遠目から見てしまう。
今年は1週間程しか間隔を空けないで連続の大型台風がやってきた年だった。
駆け抜けては去り、そしてまた駆け抜けては去る。
夏の多摩川花火大会も中止になり、河川敷難民みたいな映像がtwitterのタイムラインを埋め尽くした。
そしてロールケーキが誕生した
多摩川産ロールケーキの出来損ないがこちら。
中途半端すぎる。パティシエは途中で放棄してしまったのか。
地面がチョコレート色。そうすると緑色の草はなんだろうか。抹茶とでも呼ぼう。もはや、そんなものを誰が食べるものか。
ロールケーキから知る、台風の怖さ
この土が盛り上がっている側が多摩川の下流方向だ。地面がえぐられているのが上流方向。つまり、川の流れを地質から読み取れるのだ。
ここまでになるには相当の水流と水圧が必要だと思うと、本当に台風の日は恐いもの見たさに多摩川へ来るものではない。
私は小さい頃、ベンチになるような巨大な丸太が多摩川で流されているのを見たことある。野毛の丸太の2倍くらいの太さと長さだった。子供だったけど、水害は怖いと思った。
実は1つではなく、3ヶ所もあった。
こんだけ巨大なロールケーキだったら食べたいとは思わない。しかし、出来上がるまでには相当な台風の水害を予想する。
なので、見たいとは思わない。美味しそうじゃないし食べられないしね。
あれから2ヶ月も経過したけど、巨大な木の根っこや、黒くて円柱型のトンネル様のものなど色々と河川敷に漂着しているがそのまま残っている。まあ見ている分にはこちらも珍しいから楽しめるけど、河川敷を管理している人からすれば大変なんだろうな。